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その瞳に…
第11章 知らない世界
声の主はほんわかとした若い女性だった。
さっきから見かける女性はどの人も美人だったり可愛い人ばかりだな…等とそんな事を考えながら、女性を見つめていた。
「?どうしたの?大丈夫?」
もう一度問われ、舞奈ははっと我に帰る。
「あ、いえ!あの!気分が悪いとかじゃないです!」
舞奈はとっさに否定したが、ついチラっと店に視線を送る。
その視線で何か気がついたのか、女性はフフフとおだやかに笑った。
「見たところ、高校生位かしら。そしたらこのお店は刺激が強すぎるわよね」
コロコロと笑う女性がとても素敵で、舞奈はつい見いってしまう。
(お店の人…?でも私服だし…もしかして、この店のお客さん!?)
こんなおとなしいそうな人が!?と舞奈は混乱した。
すると、ガチャっと扉が開き、大河が紙袋を携え出てきた。
「舞奈、お待たせ。何しゃがんでるんだい?」
大河の指摘に舞奈はぱっと立ち上がり、なんでもないです!と答える。
その様子に、女性が声を発した。
「まあ、山村さん!じゃあ、貴女が山村さんの彼女なのね!」
女性はキラキラした目で、舞奈に話しかける。
大河はその時、やっと女性がいる事に気がついた。
「あれ?早百合さん、お久し振りです」
早百合と呼ばれた女性はふわりとした笑顔で、大河に挨拶する。
「お久し振りね、山村さん。英樹からお話は伺ってるわ」
フフと笑顔を向けられ、大河は苦笑いをする。
さっきから見かける女性はどの人も美人だったり可愛い人ばかりだな…等とそんな事を考えながら、女性を見つめていた。
「?どうしたの?大丈夫?」
もう一度問われ、舞奈ははっと我に帰る。
「あ、いえ!あの!気分が悪いとかじゃないです!」
舞奈はとっさに否定したが、ついチラっと店に視線を送る。
その視線で何か気がついたのか、女性はフフフとおだやかに笑った。
「見たところ、高校生位かしら。そしたらこのお店は刺激が強すぎるわよね」
コロコロと笑う女性がとても素敵で、舞奈はつい見いってしまう。
(お店の人…?でも私服だし…もしかして、この店のお客さん!?)
こんなおとなしいそうな人が!?と舞奈は混乱した。
すると、ガチャっと扉が開き、大河が紙袋を携え出てきた。
「舞奈、お待たせ。何しゃがんでるんだい?」
大河の指摘に舞奈はぱっと立ち上がり、なんでもないです!と答える。
その様子に、女性が声を発した。
「まあ、山村さん!じゃあ、貴女が山村さんの彼女なのね!」
女性はキラキラした目で、舞奈に話しかける。
大河はその時、やっと女性がいる事に気がついた。
「あれ?早百合さん、お久し振りです」
早百合と呼ばれた女性はふわりとした笑顔で、大河に挨拶する。
「お久し振りね、山村さん。英樹からお話は伺ってるわ」
フフと笑顔を向けられ、大河は苦笑いをする。