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その瞳に…
第11章 知らない世界
「あの人、本当に嬉しそうに私達に話したのよ。子供みたいにはしゃいじゃって」
とても楽しそうに笑う早百合を見て、舞奈は成滝の彼女さんかな?と思った。
「もっとお話したいけれど、あまり引き留めては悪いものね。あちらの準備も出来ているから、ゆっくりしていってね」
早百合の言葉に、大河はありがとうございますとお辞儀をし、舞奈に行こうと促す。
舞奈は早百合にお辞儀し、大河と一緒にその場を離れた。
車に乗り込むと、舞奈は先程思った疑問を口にする。
「早百合さんは、成滝さんの彼女さんですか?」
車を店の小道に走らせながら、大河は少し難しい顔をした。
「そうだよ、と言うか…」
「?」
大河が珍しく歯切れが悪い為、舞奈は不思議そうに見詰める。
「まあ、別にあいつ自信隠してないから良いか」
大河は、フゥ…とため息を付きながら続けた。
「これから行く場所にいる女性もそうだが、成滝の所で働いてる女性はみんなあいつの恋人だよ」
「えええ!?」
あまりの事に、舞奈は声を上げる。
「詳しくはまた今度話すが、あいつは昔から異様にモテてね。
何故か女性は、あいつに尽くすことで喜びを感じるらしい。
まぁ、イメージでいうと、ハーレムみたいなもんかな」
(そんな人、本当にいるんだ…)
SMショップといい、成滝の交際関係といい、知ってはいけない大人の世界を知ってしまった…と舞奈は思った。
とても楽しそうに笑う早百合を見て、舞奈は成滝の彼女さんかな?と思った。
「もっとお話したいけれど、あまり引き留めては悪いものね。あちらの準備も出来ているから、ゆっくりしていってね」
早百合の言葉に、大河はありがとうございますとお辞儀をし、舞奈に行こうと促す。
舞奈は早百合にお辞儀し、大河と一緒にその場を離れた。
車に乗り込むと、舞奈は先程思った疑問を口にする。
「早百合さんは、成滝さんの彼女さんですか?」
車を店の小道に走らせながら、大河は少し難しい顔をした。
「そうだよ、と言うか…」
「?」
大河が珍しく歯切れが悪い為、舞奈は不思議そうに見詰める。
「まあ、別にあいつ自信隠してないから良いか」
大河は、フゥ…とため息を付きながら続けた。
「これから行く場所にいる女性もそうだが、成滝の所で働いてる女性はみんなあいつの恋人だよ」
「えええ!?」
あまりの事に、舞奈は声を上げる。
「詳しくはまた今度話すが、あいつは昔から異様にモテてね。
何故か女性は、あいつに尽くすことで喜びを感じるらしい。
まぁ、イメージでいうと、ハーレムみたいなもんかな」
(そんな人、本当にいるんだ…)
SMショップといい、成滝の交際関係といい、知ってはいけない大人の世界を知ってしまった…と舞奈は思った。