この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しい彼の悪魔の顔
第13章 甘い朝
リョーから借りた着替えを着ると、ミコはリョーに誘われるまま、ソファーに座るリョーの横に座る。
ピタリと張り付く二人の体。
リョーはミコの肩に手をかけながら、そっとキスをした。
「お腹空いたね、なんか食べる?」
すっと体を離すと、リョーは立ち上がった。
もうちょっと、と思いながらもミコは頷く。
リョーは二つのお皿にシリアルと牛乳を注ぎ、テーブルに運ぶ。
「ミコが泊まりにくるようになったから、朝ごはん買うようになったよ。って、ただのグラノーラだけど」
「ううん、ありがと」
ミコは素直に笑い、スプーンを手に取る。
「ミコはいつも朝ごはん何食べるの?」
「え、普通にパンとサラダとか。時間ある時はご飯にするけど…」
「へぇ、いいなぁ。俺もミコの作った朝ごはん食べたいなぁ」
そう言えば、二人でいるときは外食ばかりだった。
「食べたいの?今度、作ろうか?」
「ほんとに?俺和食がいいなぁ。旅館で出てくるみたいなの」
「なっ、そんなの無理だしっ」
「はは、ウソウソ。ミコが作ってくれるんなら、なんでも豪華な朝ごはんだよ」
ぽんぽん、と頭を撫でる。
「もうっ」
ちょっと、本気だったのにな。
二人で起きて、一緒に食卓を囲む。
豪華ではないけれど、白いご飯にお味噌汁。
卵焼きと魚の焼いたの。
そんな時間を一緒に過ごしたい。
ピタリと張り付く二人の体。
リョーはミコの肩に手をかけながら、そっとキスをした。
「お腹空いたね、なんか食べる?」
すっと体を離すと、リョーは立ち上がった。
もうちょっと、と思いながらもミコは頷く。
リョーは二つのお皿にシリアルと牛乳を注ぎ、テーブルに運ぶ。
「ミコが泊まりにくるようになったから、朝ごはん買うようになったよ。って、ただのグラノーラだけど」
「ううん、ありがと」
ミコは素直に笑い、スプーンを手に取る。
「ミコはいつも朝ごはん何食べるの?」
「え、普通にパンとサラダとか。時間ある時はご飯にするけど…」
「へぇ、いいなぁ。俺もミコの作った朝ごはん食べたいなぁ」
そう言えば、二人でいるときは外食ばかりだった。
「食べたいの?今度、作ろうか?」
「ほんとに?俺和食がいいなぁ。旅館で出てくるみたいなの」
「なっ、そんなの無理だしっ」
「はは、ウソウソ。ミコが作ってくれるんなら、なんでも豪華な朝ごはんだよ」
ぽんぽん、と頭を撫でる。
「もうっ」
ちょっと、本気だったのにな。
二人で起きて、一緒に食卓を囲む。
豪華ではないけれど、白いご飯にお味噌汁。
卵焼きと魚の焼いたの。
そんな時間を一緒に過ごしたい。