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優しい彼の悪魔の顔
第2章 彼の部屋
「やっぱり大きいなぁ。柔らかいしっ。いい胸だね」

ブラの束縛から離れた胸を何度もリョーは揉みしだく。
固くなった先端に気がついているはずなのに、リョーは何も言わない。

たださっきと同じように先端を避けるようにしながら撫で回すだけだ。

ミコはどうしていいかわからなくなった。


こんなあられもない姿で、ひたすら胸を揉まれる。
もう少しで敏感なところに行くはずが、わざとそれを避けられる。

いつまで、こんなことが続くんだろう。

リョーは何も言わなくなった。
指でひたすら円を描きながら、たまにミコの反応を窺う。







「そろそろ触って欲しいでしょ?」
「…え?」

「物足りないでしょ?触ってあげようか?」



ミコは唇をかんだ。
いやだ、と言いたい。
でも、なぜだか言えない。


「いいコだね」


リョーは無言を肯定と受け止めた。


「ひゃっ、んっ」


ミコは急に与えられた感覚に思わず声を出した。
「やっ、だめっ…、やぁっ」


さっきまでの焦らしの反動のように片方は指でこすられ、もう片方をリョーはいやらしく舌で舐め回す。

たまにそれぞれを交代しながらリョーは上目遣いでミコの反応を楽しんだ。


「気持ちいい?」
「やぁっ、んっ」
「やらしい声出てるよ、ミコ」
「ちがっ、出て、ない…。んっ」
「はは、ブラ外したとき乳首ビンビンだったもんね。こうされたかったんだろ?」

リョーはさらに激しく舌を使う。

「あっ、んんっ、だめぇ」



反応したらだめだと思うほど、ミコは声が漏れてしまう自分が恥ずかしかった。
今まで感じたことがないほど、胸だけの刺激で興奮してしまっている。



「さっきから、腰がくねくねしてるよ。どうしたの?」
「あっ、やっ…。そんなこと、ない…」
「って、ほらいやらしく動いてるじゃん」


いやらしい音をたてて、さらにミコの突起を刺激する。


「気持ちいいんでしょ?そろそろ素直になろ?」





「やだっ、んっ、はっ…。気持ちよくなんか、ない…」
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