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優しい彼の悪魔の顔
第3章 お仕置き
「選択は簡単だよ。この電マで自分で一回イクまでオナニーするか、今からたっぷり時間をかけて朝まで俺の手とローターでいじめられるのか、どっちがいい?ゆっくり考えていいよ」


え?

ミコはどうしていいかわからなかった。
自分でするなんて、したことない。
それに、その機械がどんな刺激があるかもわからない。

第一、リョーの前で自分でするなんて、無理。


だけど、朝までさっきみたいなことをされ続けるなんて、もっと無理。


どうしよう…。



「決まった?一晩中今から何時間もローターでイカされ続けるのと、たった一瞬恥ずかしい思いするのと、ミコはどっちを選ぶの?大丈夫だよ、使い方わからなかったら、教えてあげるし」

「選んだら、もう、許してくれるの?」

「もちろんだよ。どっちにするの?」




ミコは逡巡した。
すでに弄ばれ、どちらの選択も断るという発想がミコにはなかった。
ただ、もうこんな恥ずかしいことは終わらせたい。
リョーのことを優しくて好きだなんて思っていた自分が本当に情けない。




「…する」

「ん?」

「…自分で、する…」



「いいコだね、ミコ」


リョーは笑顔を浮かべると、ミコの手錠を外した。
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