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優しい彼の悪魔の顔
第4章 嘘
「ミコ?そろそろ違うとこ触って欲しい顔してるよ?」

さっきのお仕置きでは足りなかったな、リョーはミコのみだれた姿を見たくて助け舟をだす。

けれどもミコは必死に首を振る。



「はぁ、またか…」



リョーはわざとらしくため息をつくと、手をミコの一番敏感な蕾に近づけた。


ヴィーーン


「ひゃぁっ、や、やだっ、あっ、リョー…」

「もう焦らさないって言ったのに、ミコが俺を焦らすからね、もう優しくしないよ?」



リョーは近くにあったローターでまたしても敏感な場所を刺激する。

「あっ、はぁっ、やぁ…」

「そうそう、やっぱりミコは優しくするよりも、こうやって責めた方が気持ちよさそうだね」


そう言うとローターをさらに強く当てながら、下着の上から割れ目をなぞる。


「すごいな、しぼれそうなくらいビショビショ。気持ちいいんだ?」

「あ、やだ、ああっ」

「ん?なんか言った?」

「やぁっ、もう、だめっ、これ…、はあっ」

「俺の質問に答えて、気持ちいいの?よくないの?」

「やぁ、やだ、わかんないぃ…」




ミコが喘ぎながらそう言うと、突然リョーはローターを切り、ミコから離れ、キッチンへと行った。

突然のことにミコは動けないでいる。

「リョー?…」



こんなのいやなのに、突然リョーが?
何か怒ってる?

すると、キッチンから戻ってきたリョーの手にはハサミが握られていた。



「リョー?やだ、なに、するの…?」

「さっき言ったでしょ?やだってあんまり言うならパンツハサミで切るよって」

「ウソでしょ?やめて、お願い、言うこと聞くから…」

「だーめ」




そう言ったリョーの顔は、やはりお仕置きを楽しんでいた時の、楽しそうな笑顔だった。
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