この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しい彼の悪魔の顔
第1章 はじまり

リョーの家までは20分くらい。
途中でコンビニに寄る。
ミコが何か作るとも提案したが、キッチンに何もないよ、とリョーはさっぱりな反応。
軽いご飯とおつまみ、お酒を何本かカゴに入れていく。
「ミコ、見て見て。新しいポテトチップ。フルーツ味だって。すげー気にならない?」
リョーはいつも通り。
女の子を、家に呼ぶってなっても何も意識していないみたい。
どんどん、どんどん、へこんでいく。
週が明けたらもう現場はおしまい。
リョーと会うこともなくなるのかな。
私はただの1カ月だけの仕事のパートナー。
仕事もちゃんとできなくて気を使わせてばかりだった。
これ以上の関係なんて、絶対、無理なんだろうな。
ミコは心の声をかき消してリョーについていく。
フルーツ味のポテトチップをカゴに入れて、リョーはレジに並んでいる。
今日が最後。
だったら、楽しまなくちゃ。
ミコは気持ちを切り替えた。
途中でコンビニに寄る。
ミコが何か作るとも提案したが、キッチンに何もないよ、とリョーはさっぱりな反応。
軽いご飯とおつまみ、お酒を何本かカゴに入れていく。
「ミコ、見て見て。新しいポテトチップ。フルーツ味だって。すげー気にならない?」
リョーはいつも通り。
女の子を、家に呼ぶってなっても何も意識していないみたい。
どんどん、どんどん、へこんでいく。
週が明けたらもう現場はおしまい。
リョーと会うこともなくなるのかな。
私はただの1カ月だけの仕事のパートナー。
仕事もちゃんとできなくて気を使わせてばかりだった。
これ以上の関係なんて、絶対、無理なんだろうな。
ミコは心の声をかき消してリョーについていく。
フルーツ味のポテトチップをカゴに入れて、リョーはレジに並んでいる。
今日が最後。
だったら、楽しまなくちゃ。
ミコは気持ちを切り替えた。

