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優しい彼の悪魔の顔
第5章 お仕置き その2
シャワーを借り、昨日の服に着替えるとリョーの朝ごはんの誘いも断ってミコは家まで送ってもらった。
リョーがわからない。
昨日のあれはなんだったんだろう。
何か言ってくれれば、対応できるのに。
リョーにとっては何もなかったってこと?
私なんて、その程度の存在?
ただの一晩だけの遊び相手。
部屋に戻るなり自分のベッドに寝転び、ミコは涙をこらえる。
悔しい。
後悔。
そればかりがミコを襲う。
気がつくと太陽が沈みかかっていた。
あのまま、また寝ちゃったんだ。
朝まで寝てたっていうのに。
寝すぎて少しむくんだ顔に手をやりながらミコはのそのそと起き上がる。
お腹空いた、もう18時。
そういえば、リョーから連絡きてるかな。
ミコは部屋の真ん中に投げ出された鞄を取る。
あれ?ない…?
鞄の中をどれだけ探しても携帯が見つからない。
そういえば、昨日リョーの部屋のソファーで携帯触ったまま忘れてた。
置き忘れた!?
別にこれといって連絡をしなきゃいけない相手もいないけれど、やっぱり携帯がないのは落ち着かない。
リョーに連絡をしたくても携帯がなければリョーの連絡先もわからない。
最初に貰った名刺も会社に置いたままだ。
明後日の月曜まで、連絡もとれない。
「さすがに困ったなぁ…」
ミコは思い出した。
PCメール!
研修用の報告資料が欲しくてPCにメールを送ってもらったことがあった。
ミコはPCの電源を入れる。
メールをチェックすると、何時間も前にリョーからメールが来ていた。
『ミコのスマホが家にあるんだけど?笑
お届けしたいけど部屋の号室がわからなくて断念しました。
このメール気がついたら返信ください』
ミコは落ち込んでいたことなんてすっかり忘れて返信をした。
『やっと気がついてくれた。
一時間後くらいになるけど届けるよ。
号室教えて。
あ、お礼はコーヒーでいいよ』
すぐに返信。
よかった、来てくれるんだ。
って一時間しかないの?
やばい。
ミコは鏡を覗く。
ひどい顔。
急いでシャワー浴びなくちゃ。
リョーがわからない。
昨日のあれはなんだったんだろう。
何か言ってくれれば、対応できるのに。
リョーにとっては何もなかったってこと?
私なんて、その程度の存在?
ただの一晩だけの遊び相手。
部屋に戻るなり自分のベッドに寝転び、ミコは涙をこらえる。
悔しい。
後悔。
そればかりがミコを襲う。
気がつくと太陽が沈みかかっていた。
あのまま、また寝ちゃったんだ。
朝まで寝てたっていうのに。
寝すぎて少しむくんだ顔に手をやりながらミコはのそのそと起き上がる。
お腹空いた、もう18時。
そういえば、リョーから連絡きてるかな。
ミコは部屋の真ん中に投げ出された鞄を取る。
あれ?ない…?
鞄の中をどれだけ探しても携帯が見つからない。
そういえば、昨日リョーの部屋のソファーで携帯触ったまま忘れてた。
置き忘れた!?
別にこれといって連絡をしなきゃいけない相手もいないけれど、やっぱり携帯がないのは落ち着かない。
リョーに連絡をしたくても携帯がなければリョーの連絡先もわからない。
最初に貰った名刺も会社に置いたままだ。
明後日の月曜まで、連絡もとれない。
「さすがに困ったなぁ…」
ミコは思い出した。
PCメール!
研修用の報告資料が欲しくてPCにメールを送ってもらったことがあった。
ミコはPCの電源を入れる。
メールをチェックすると、何時間も前にリョーからメールが来ていた。
『ミコのスマホが家にあるんだけど?笑
お届けしたいけど部屋の号室がわからなくて断念しました。
このメール気がついたら返信ください』
ミコは落ち込んでいたことなんてすっかり忘れて返信をした。
『やっと気がついてくれた。
一時間後くらいになるけど届けるよ。
号室教えて。
あ、お礼はコーヒーでいいよ』
すぐに返信。
よかった、来てくれるんだ。
って一時間しかないの?
やばい。
ミコは鏡を覗く。
ひどい顔。
急いでシャワー浴びなくちゃ。