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優しい彼の悪魔の顔
第6章 ドライブ
「えっ…」

ミコは一瞬で顔が赤くなった。

「でもミコ、まんざらでもなかったね。嫌われたかな、って思ったのにドライブもついてくるし。それに、そんなオシャレしてきてくれるし?」
「なっ、リョー!」


「もしかして、また昨日みたいなことしたいなって、期待してる?」

「ちがうっ」



ミコは否定するも、リョーはふーん、と言ったままハンドルを握っている。

ミコは次第に鼓動が早くなるのを感じる。




どうしよう、やっぱり、昨日のリョーがほんとのリョー?
なんであんな目にあったのに、ひょいひょいと車に乗ってんの、私。
これ、やばいんじゃ…。



ミコが動揺して黙り込むと、リョーがクスクスと笑いだした。


「どーしたの、ミコちゃん?ほんとに期待してるみたいだね」

「違うってば、リョー、もういい。家に帰る、帰して」

「いいよ、帰りたいなら、送るよ。でもここからなら一時間以上はかかるかなぁ」


リョーは昨日のあの顔を見せながら、ミコの反応を楽しむ。


「一時間あれば、なんでもできちゃうけどね、俺は」






ミコは後悔した。

まただ。

わかってたのに、普段のリョーに戻ったと思って気を抜きすぎた。
昨日の今日で、ほんとに自分のバカさ加減が嫌になる。









リョーは俯いたミコの様子を見ながら、空いた左手をミコのスカートから覗く白い太ももに伸ばした。


「リョー、やめてっ…」

「あ、昨日みたいにここで暴れたらダメだよ。さすがに車乗ってるんだし、事故ったらシャレにならないし」

「じゃあ、手どけて」


さわさわとミコのスカートに手を入れるリョーの左手を必死に食い止める。


「だから、そんなに力入れたら、俺どっかにぶつけちゃうって。おとなしくしてなさい。それとも、今日もお仕置きされたいの?」


ミコは、はっとして手の力を緩める。


「うん、いい子だね。手は足の横において。そうじゃなかったら、また拘束するよ?車って意外と拘束しやすいんだよねー」

ミコはリョーの言葉に、震えながらも手をどかす。






「昨日のお仕置き、楽しかった?ミコ、オモチャ使ったことないって言いながらあんなに激しく感じてたもんね。ミコオモチャ大好きでしょ?」



「ねえ、お願いだから、忘れて…」



真っ赤になって下を向くミコに、リョーはさらに続けた。
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