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優しい彼の悪魔の顔
第6章 ドライブ
「やだぁ…」


ミコの下着に伸びたリョーの手に、ミコは涙を浮かべながら最後の抵抗をする。

必死で足を閉じ、あと数センチで届くだろうミコの大事な部分をなんとか守る。


リョーは無理にこじ開けることもせず、ミコの反応を楽しんだ。




「そんなに嫌がるってことは、やっぱり濡れちゃってるんだ」


リョーはミコの耳元で囁く。

「んっ、やっ…」


そのままリョーはミコの耳を優しく噛んだ。
そして、そっと息を吹きかけ、舌でつつく。



「あれ、ミコは耳も弱いの?」

「…やめて、リョー。もう、帰して…」

「だから、確かめたら帰してあげるって」


そう言うと、またも耳を舐め始める。

次第にミコの体の力が抜けていく。





その瞬間、ついにリョーの指は目的地にたどり着いた。












「すごいよ、ミコ。下着の上からでもわかるくらい濡れてるよ、ほら」


「やぁっ…」






ミコはまたも自由を奪われた体を震わせる。




「お願い、やめて。もう、こんなの恥ずかしい。やめて…」


必死の懇願に、予想外にもあっけなくリョーはミコの体から離れた。







少しあがった息をおさえ、ミコは涙を拭う。

そして胸をなで下ろした。

あまりにも嫌がったからか、リョーは離してくれた。
昨日のリョーだったら、絶対やめなかった。

ミコはそっと静かになったリョーを見る。

その視線を感じてリョーはミコを見た。


「どうしたの?ほら、行くよ」


いつもの顔に戻ってる…。

リョーはまたシートベルトをすると、車を進ませた。
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