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優しい彼の悪魔の顔
第8章 電話
ミコは知らず知らず、ゆっくりと下着の上から、そこをなぞる。
さっきシャワーを浴びたばかりなのに、ショーツの上からでもはっきりとわかるほど、湿り気を帯びていた。
たまらずにミコが下着の中へ手を入れようとした瞬間…
ピピッ
携帯からメールの着信音。
はっと我にかえる。
私、今、何をしようとしてたの?
ミコは自分の右手を見つめる。
体が疼く。
この数日、毎夜ミコはそれに悩まされていた。
けれど、自分で自分を慰めたことのないミコは、行き場のないもどかしさを重ねていた。
ありえない…。
一人で顔を熱くしながら、ミコは携帯を手に取った。
「あ…」
画面に表示されている、リョーからのメール。
『お疲れ。今から電話してもいい?』
ふと時計を見ると、23時を回ったところだ。
こういうところは、変わらない。
ちゃんと、時間を気にして連絡をしてくれるリョー。
ミコにいつも、さりげなく気を遣ってくれる。
『お疲れさま。大丈夫だよ』
ミコはすぐに返信した。
さっきシャワーを浴びたばかりなのに、ショーツの上からでもはっきりとわかるほど、湿り気を帯びていた。
たまらずにミコが下着の中へ手を入れようとした瞬間…
ピピッ
携帯からメールの着信音。
はっと我にかえる。
私、今、何をしようとしてたの?
ミコは自分の右手を見つめる。
体が疼く。
この数日、毎夜ミコはそれに悩まされていた。
けれど、自分で自分を慰めたことのないミコは、行き場のないもどかしさを重ねていた。
ありえない…。
一人で顔を熱くしながら、ミコは携帯を手に取った。
「あ…」
画面に表示されている、リョーからのメール。
『お疲れ。今から電話してもいい?』
ふと時計を見ると、23時を回ったところだ。
こういうところは、変わらない。
ちゃんと、時間を気にして連絡をしてくれるリョー。
ミコにいつも、さりげなく気を遣ってくれる。
『お疲れさま。大丈夫だよ』
ミコはすぐに返信した。