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優しい彼の悪魔の顔
第2章 彼の部屋
リョーは抱えたミコの体をベッドまで運んだ。

「やだ、やめてってば」
「ほんと、おとなしくしてくれないんだね、ミコちゃん。しょーがないなぁ」

ベッドから逃げようとしたミコの体を強引に押し倒すと、リョーはミコの上に乗る。
体重をかけてミコを動けないようにすると、枕元から何かを取り出した。


「はい、いい子にしようね」


リョーはミコの腕を強引に頭上に伸ばすと、カチャカチャとその腕を固定しだした。

「やだっ、何するの?」
「んー?なにって、手錠?」

リョーは楽しそうに笑いながらミコの両腕をベッドに固定した。


「うん、これで逃げられないね、ミコ」



リョーはそう言うとミコからやっと体を離した。


「なんで、こんなことするの?」
「えー?だって暴れるなって言ってるのに、言うこと聞かないんだから、暴れられないようにするしかないじゃん?」
「そーじゃなくて、なんでこんなこと…」
「ん?こんなこと?ああ、こういうこと?」


リョーはブラウスから覗くミコの首元に舌を這わす。


「やだっ、ほんとにやだっ、やめてってば」
「大丈夫だよ、スキンシップだって」


リョーは噛み合わない返事をしながら、首筋に唇をはわす。
そうしながらも手はミコのブラウスのボタンを一つずつ外して行く。



「お願い、リョー、やめて…」
「んー?やだよ」


リョーはミコの言葉にまったく応えようとせずに、首筋から徐々に唇をおろしていった。


「はは、意外だね、ミコなら白とかピンクの下着かと思った。それとも俺とこんな風になると思って準備した?」
「違うっ、これはたまたま…」
「あ、そういえば今日は初めてミコから誘ってくれたもんね。準備万端ってやつか」
「だから違うってば、もうやめよ、リョー、お願い」
「へえ、じゃあいつもこんなにエロい下着つけてるんだ?さてはほんとはミコってエロいコ?」


違うのに…。

ミコは小柄な割に胸だけはかなりのボリュームがある。
下着屋に行ってもなかなかサイズに合うものがなく、ぴったりしたサイズを見つけると色違いで同じものをまとめて買ってしまうのだ。
今日身につけているものも、色によってはかわいらしいのだが、今日に限っては黒レースの少し大人っぽいものだった。

誰に見せるわけでもないから、と多少派手でも身につけてしまった自分を後悔した。

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