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優しい彼の悪魔の顔
第9章 視線
「この間の電話のミコ、ほんと素直で可愛かったよね。あんあん自分の指で啼いて、何度も何度も気持ちいいって叫んでたもんね…」

恥じらうミコに近寄りながら、リョーは言う。

「あれ、声だけじゃ物足りなくなってさ。だから、見せて欲しいってずっと思ってたんだ」

リョーはミコの耳元で囁く。

「それが無理なら、いいんだよ、俺は。またこないだみたいに縛ってオモチャで一晩中遊んであげても?」

ミコは真っ赤になりながら、びくっと体を震わせた。

「どうする?」





ミコは、冷たいガラスにお尻をつける。
ひやりとしたその感触に、ぶるっと身を震わせた。

「ど、どうすれば、いいの?」
「そのままテーブルに足のせて、広げてみせてよ」

俯いたまま、必死に顔を振るが、リョーは何も言わない。

ミコは諦めて、そっと足を開く。

「もっとだよ、ミコ」

もう、どうにでもなれ、と足を開いたミコ。

すると、リョーがゴソゴソと何かを取り出した。



「やぁっ!」

ミコは咄嗟に足を閉じる。

「ダメだよ、ほら。もう一回ちゃんとひらいて」

リョーはハンディのビデオカメラで、ミコの姿を映し出していた。

「やだやだ、リョー。お願い、それだけはいやっ」

「ん?大丈夫だよ、他の人には見せないし。ほら、早く」

ミコは泣きながら首を振る。
けれど、リョーは容赦しない。

ミコは、ソファーのリョーとカメラのレンズの前に、その秘部を全てさらけ出した。
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