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優しい彼の悪魔の顔
第11章 帰り道
「ね、これ、やめよう?」
「何を?」
前を向きながら細い山道の運転に集中してリョーが問う。
「中の、出して?」
「中って、どこの中?」
リョーは笑う。
ミコの体内には小振りの機械が入れられていた。
ミコが恐れていたように動くこともなく、中に入っているだけなのだが、異物感はやはりある。
それに、車が振動するたびに、なぜだかそこがどんどんと熱を持っていくような感覚にミコは慣れない。
さっき指で弄られたせいで、体はさらなる刺激を欲していた。
「どこの何を抜いて欲しいか、ちゃんと言ってくれないとわかんないよ?」
山を下り、広い道路に出て余裕の出たリョーはミコの横顔を見る。
真っ赤に染まり、必死にどうしようかと考えているミコは、さらにリョーを楽しませるだけだった。
「ん?どうしたの?教えてよ」
「もー、わかんないっ」
照れ隠しにミコが勢いよく答えると、リョーはニコッと笑った。
「じゃ、こうしたら素直になるかな?」
リョーが隠し持っていたリモコンのスイッチを入れると、ついにそのローターは動き始めた。
「何を?」
前を向きながら細い山道の運転に集中してリョーが問う。
「中の、出して?」
「中って、どこの中?」
リョーは笑う。
ミコの体内には小振りの機械が入れられていた。
ミコが恐れていたように動くこともなく、中に入っているだけなのだが、異物感はやはりある。
それに、車が振動するたびに、なぜだかそこがどんどんと熱を持っていくような感覚にミコは慣れない。
さっき指で弄られたせいで、体はさらなる刺激を欲していた。
「どこの何を抜いて欲しいか、ちゃんと言ってくれないとわかんないよ?」
山を下り、広い道路に出て余裕の出たリョーはミコの横顔を見る。
真っ赤に染まり、必死にどうしようかと考えているミコは、さらにリョーを楽しませるだけだった。
「ん?どうしたの?教えてよ」
「もー、わかんないっ」
照れ隠しにミコが勢いよく答えると、リョーはニコッと笑った。
「じゃ、こうしたら素直になるかな?」
リョーが隠し持っていたリモコンのスイッチを入れると、ついにそのローターは動き始めた。