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ただそこに君がいた
第2章 いつからか


バッシャーン!


『………フン、騒ぐほどの胸かよ。』


なのに、キタ。


『安心しろよ!タオルにキレーに収まるペチャパイなんか、1ミリたりとも見えてねーから。』

『なっ…!』

『こーしてるから、早くしろ。もう絶対、振り向いたりしねーからよッ!』


我ながら動揺だ。一夏の脱ぎかけの後ろ姿だけで…こんなにクるなんて。隠しきれない勃起を悟られぬよう、急いで湯船へ飛び込んだ。…ついでに言うと、パンツは後から脱いだ。キモかったから。風呂の中まで履くもんじゃねぇよな、ほんと。


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