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甘いキスを永遠に
第69章 星降る夜に
「妬けるね、俺は麻実の『初めて』が一つもない…」
「そりゃ、仕方がないでしょ。
会った頃がお互い大人だったし…
私だって元哉の『初めて』知らないよ」
「そうだな…」
私達はまた星空を眺めた。
私達は多分…お互いの初めてを頭に次々に浮かんでいたと思う。
満天の星空は少しセンチメンタルな気分にさせた。
お互い沢山の恋をして辿り着いた今…
沢山の過去の恋に感謝しよう。
今私は幸せだから。
愛する大切な人としっかり人生を歩いてる事を…