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want to be ...【短編集】
第7章 温泉旅行 3日目
「おいしかったねー!また来たいなぁ」
「今度は2人で来ましょっ美咲さん!」
「いいねいいね!計画たてよーっ」
「…杏奈さん」
「っ!?」
杏奈に声をかけた大樹。
「そろそろ美咲…返してほしいんだけど?」
さすが、独占欲の塊。
遂に我慢出来なくなったらしい。
杏奈から美咲を離し、身体を抱き寄せた。
「あぁん、杏奈ちゃぁん」
「美咲さぁぁんっ…ひぃっ!?」
「おかえり…、あーんな」
俺も杏奈をがっちりホールド。
「マジでバカかお前は。
お前と美咲2人だけでどっか行こうもんなら
連れ去られて監禁レイプされて一生孕まされるに
決まってんだろうが犯されてぇのか」
「な゛っ!?はっ!?」
「俺らも連れてかねぇとベッドに縛り付けるから」
「っ、酷いー!何でっ…」
「身体で理解したいなら今からホテル直行するけど」
「嫌ぁあ!」
「…帰ったら覚えてろ」
杏奈の耳元で低く囁き、一瞬にして固まった杏奈の腰を抱き寄せた。
…手錠とかつけてぇかも。
杏奈SIDE
夜までの、観光を終えまして。
東京に帰る道中…というか車に乗ったばかりなのですが。
「っ、」
か、カーセックスになりそうです助けてください!
背もたれを倒され跨られて、ひたすら口内を犯されたのがさっきまで。
カチャカチャ
…ちょ!
ベルト外さないで!
ニヤリと微笑み、身体を更に密着させてくる蒼汰。
…助けてー!
蒼汰の大きな片手で塞がれたあたしの口は、喋る事を許されてなくて。
更に。
「…おい、蒼汰。次運転変わったら音楽流せ」
「りょーかい…。…ね、今流して?すぐ」
「!?!?」
「おっけー…」
…結局あたしは、カーセックスで蒼汰に1回抱かれ…
蒼汰に運転が変わると美咲さんも、後ろで大樹さんにさんざん乱されていた。
…た、楽しかったけど!!
セックスしかしてなかった気がするんですけど!
み、3日間で何回したの!?
何十回も何百回もしちゃってるよ絶対!
家に帰ってもさんざん抱かれて、ベッドから離して貰えなくて。
身体はちっとも休めなかった代わりに。
愛がたっぷり深まった温泉旅でしたとさ。