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want to be ...【短編集】
第5章 温泉旅行 1日目
「…!」
抱きつかれて、倒れた先はふかふかの布団。
衝撃で驚いて目を見開いたあたしを、蒼汰はにやりといやらしく口角を上げて…
…何かを言いかけて口を開いたけど、再びにやりと笑ってあたしの浴衣を乱し始めた。
「…っな、何っ!?何言いかけたの?」
「…さあなぁ」
「ねっ…何!?」
「…うるせぇな」
囁くように呟いて、浴衣をはだけさせる蒼汰。
あたしの浴衣もはだけさせると、後頭部を掴まれて深く口付けてきた。
「…っ!んっ…」
そのままゆっくり布団に押し倒され、舌が絡まる。
呼吸の隙は与えてくれるけど、一向にキスをやめてくれない蒼汰。
「んぅっ…んん!」
生理的な涙が溢れ、気持ちよくて何も考えられない…
飲み込みきれなかった唾液がとろりと口の横から溢れ、同時に涙も溢れて頬を伝う。
じわりじわりと秘部が熱くなり、中からとろりと何かが垂れた気がした。
唇を離されたのはしばらくしてからで、あたしは涙を流しながら息を整える事しか出来なかった。
ごくりと唾液を飲み込み、吐く息が熱い。
涙で濡れる目を拭うと、蒼汰があたしの膝に手をかけて。
「…杏奈ちゃん。めちゃくちゃ濡れてる」
「んっ…」
杏奈ちゃんって、何…
まじまじと秘部を見つめられて、羞恥で涙が溢れ、同時に秘部から蜜も溢れた気がした。
「…っ」
掻き回して…
めちゃくちゃに、掻き回してほしい…
「ねぇ…止まんないよ?この液体。
どうしたの杏奈ちゃん。具合悪いの?」
「っ…」
さらりと撫でられた秘部。
びくん、と身体が震えて、思わず足を擦り寄せた。
「このままだとさ、布団びっしょびしょになるけど。
…いいの?杏奈ちゃん」
ゆるゆると首を振って、再びゆっくりと足を開いた。
吐く息に涙声が混じって、腕で顔を隠した。
「どうしてほしいの?なぁ…
これ、どうにかしねぇといけねぇよな?」
「うぅ…っふ、んぅ…」
つぷり、と挿入された指。
掻き回してほしくて、無意識に蒼汰の指をきゅうっと締め付けた。
「…っと。ねぇ…、俺の指引きちぎるつもり?」
「はぁ、…っ、はぁ」