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第8章 第8章偉大成るイナズマ先生

初めまして○○総合病院の鮫島です。
丁重なる言葉と70歳位に見える白髪の優しいお顔の先生だった。

誰にも公表しないとの約束で比呂美の身体を拝見して、右腕の関節の少し上で少しの血液を採取した。
[奥さん、貴重な体験と比呂美君の血液を頂きありがとうございました。］
[この事は私し個人として生涯フタナリを研究しますのでご安心ください。]

此の地球上に比呂美君と同じ性器を持つ人が、私が知る限り15人居ます。
日本では一人北海道に住んでいますけど住所までは教える事が出来なくてお許し下さい。
又このフタナリの事を一生懸命研究している大学教授の先生が居ますので
是非紹介したいのですが、よろしいでしょうか?・・・・・・・・・

その後５ヶ月の健康診断に助平拓馬とであった。
この時拓馬は60歳であった.?・・・・

それから、18年後の比呂美に出会えた。
今日の出会いは、結美江と助平拓馬が一カ月に一回は電話のやり取りで比呂美の成長を話し
比呂美には特殊な能力が授かって要ることも11年前から知っていた。
何時も比呂美に会いたいと思うイナズマ(助平拓馬)だったが、比呂美の父野次之介の了解が必要であった。

野次之介と助平拓馬との約束は…比呂美が18歳になったら会っても良い事だった。
比呂美が生まれて17年11カ月で、あと2週間で満18歳となったが?

高校の夏休みに親友由香に会いに行く事を、(野次之介と結美江は)承諾した事に
母、結美江は助平拓馬に連絡して、東海道線に何時頃に乗車することを話した。