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第8章 第8章偉大成るイナズマ先生

比呂美がフタナリで生まれて一か月後に近くの産婦人科(前島医院)に比呂美の身体の状態を話他言無用でお世話になった。
三か月後の定期健診の時、前島先生の横にもう一人の医師(総合病院の院長)が居た。

野次之介と結美江は前島先生に固く他言をお願いしていたのだったが?
比呂美を取り上げた婦長が総合病院の院長(鮫島)に、比呂美が前島産婦人科に通って居る事を知り内通していたからであった。

しかし、前島医院の院長(和男)は頑固に拒否をしたが、鮫島の医療に対する熱意から承諾して
健診の前の日に結美江に連絡があった。

その夜結美江は野次之介に今日、前島先生から電話があった事を紗耶香と3人で囲む夕ご飯の時話した。

「ふーぅ!…そうか・・・結美江はどう思う?」
「前島先生も色々考えての事だから、比呂美の為になる事だったら良いと思う」
「結美江がそう思うだったら俺は良いよ!」

そして次の日に総合病院の鮫島に会った。