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恋心?
第2章 二重性格
退社時間近く 紗央莉さん挙動不審

「佐野倉さん、そわそわしすぎ、恋後れ人にあうような感じだよ」

「いつも通りに出来ません、手が震える」

それ立派に意識しているよ


「おまたせ、佐野倉さん」

「はい」


さて、どこ行きますか?

「予約しているホテルに食事行きましょう」

「ほ ホテル?ばかにするな、軽々しい女でない」って突き飛ばして行った

ばかにすんな、紗央莉は・・・・
なんで涙でるんだ?

息を切らせ追いついた
「佐野倉さん誤解だ、ホテルに食事に行くだけだ」

「・・・・・・・」

「佐野倉さん?こっち向きなさい」

涙で顔がぐちゃぐちゃ
あまりにもその顔がいとおしく思え胸に引き寄せた。

「ごめん、免疫なかったんだよね」

優しい言葉でまた泣きじゃくった


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