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逢瀬は月見橋で
第2章 あたしとユタカ

働きづめの毎日だけど、
優しいオトコに嫁にもらってもらえてよかったと思えた。

でも・・落とし穴もあった。

ユタカは・・女好きだった。

若旦那達と飲み会で訪れる店にいいコがいるとすぐに声をかける。
どうせその場限りの事だろうと、
周りもたいして気にしないらしい。

そのおかげで、ユタカはちょくちょく浮気をしては
あたしに大目玉をくらった。


「また浮気?もういい加減にしなよ!
 あたしがパートに行ってる間に乳繰り合うなんて、ふざけんじゃないよ!」


そう言って平手打ちをするたびに、
畳にひれ伏して謝るのに・・同じことを繰り返す。

それを許す自分がいる・・

あたし・・
惚れた男に弱いっていうのが玉に瑕。
手を合わせて何度も頭を下げ、
悪い事したって謝る男をしぶしぶながらも許しちゃう・・
そんな性格を解ってるのよね、男って。
だから怒鳴られても叩かれても、浮気をやめない・・

そんな男でも離れられない・・

だって・・
惚れてるんだもの・・・





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