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第10章 正直な唇

泡に包まれた乳首をアキの指は弄ぶ。

抵抗出来ない程、
気持ち良くなる。


下半身がまた疼き出す。

「ハァ‥‥‥‥あっ‥‥‥あっ‥」
真夜中のバスルーム。
喘ぎ声は慎みたいのに‥‥‥‥


アキの指は、
乳首から下り、
下半身に到達させ、
茂みをすぅーつと通り抜け、
入り口に指を挿入させる。

「アキ‥‥‥‥‥ダメ‥‥‥」

そんな声を無視して、
アキの指は私の中に入り込み、
肉襞をまさぐりながら、
クリを人差し指の腹で押す。

「あっ‥‥‥‥‥ダメだっ‥‥て‥ば！」
スイッチを入れられたように、
身体は反応する。

「華の抵抗は、心の裏返し。
俺指が入りやすいように、既に脚が開いてんじゃん」

悪戯な眼差しを向け、
指の動きを止めないアキ。

「意地悪しないで‥‥‥よ！」

「本当の意地悪は辞めちゃう事でしょ？
こんなに濡れてきたのに。
俺の指、華に濡らされてネチョネチョ」

「あっ‥‥んっ‥‥やらしい事言わないで…」

「嫌い？」

「感じちゃうし‥‥‥‥恥ずかし‥いよ」

「華は言葉攻めに弱いっと。
なら、今は俺の指を感じとけ」

アキはクスッと笑う。
アキの言葉にドキッとし、
クチュクチュと私のアソコは、
アキの指の動きに合わせて音を立てて、
ジワジワと蜜を分泌し始めた。



辞めないで‥‥‥
もっともっとアキの指を感じていたい。