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溺れる恋は藁をも掴む
第12章 恋に落ちる時
30分くらいかな?
私は鳴らない携帯を見ながら考えた。

誠治さんは、ただ単に私が無事に帰った事に、安心したいから連絡先を聞いた。
無事が分かればそれでいい。
返信するとかしないとか、それは誠治さん次第だけど、
無事に帰ったなら、それでいいで終わってしまうかもしれない?

あ。でも、妹さんの話にも触れてるし、
別に気にしないでという言葉に触れて返事をくれるなんて事も期待は薄いかも…


ハァ………
辛いな。
待つ身は。
今日中に返信がなければ、
誠治さんの中でそれだけの女。

ずっとなければ、酒の勢いでただ聞いてしまっただけで、深い意味もなく、その場限りのお愛想。


ハァ………
出るのは溜息ばかり。



早くも心は撃沈。
タイタニックのようなロマンスもなく、
私は沈む。




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