この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第12章 恋に落ちる時
ずっと専業主婦だった母は、今は、週に4日は介護福祉士として働いている。
コツコツ勉強して資格を取った。
『資格取れたから、活かさないと』
家族に宣言して、働きに出た。
きっと、お姉ちゃんと私の学費の足しだったはず。
毎日、笑顔を絶やさない母。
真面目だけが取り柄で、区役所勤めの父。
父は仕事以外は何も出来ない。
そんな父を母は支えてきた。
父はそんな母を、
『母さん』と呼び、
甘える。
こんな両親に育てられた私。
多分、母は涼子さんを羨ましいと思っても、
いつかは…って思いながら、
与えらた環境の中を楽しみながら生きてきた。
父という、支えがあったから。
いつか、私も恋をして、支え合って生きる人が欲しいなーって、願うようになった。
今はごめんね。
ポンコツ娘で。
いつか…
必ず………ね。
コツコツ勉強して資格を取った。
『資格取れたから、活かさないと』
家族に宣言して、働きに出た。
きっと、お姉ちゃんと私の学費の足しだったはず。
毎日、笑顔を絶やさない母。
真面目だけが取り柄で、区役所勤めの父。
父は仕事以外は何も出来ない。
そんな父を母は支えてきた。
父はそんな母を、
『母さん』と呼び、
甘える。
こんな両親に育てられた私。
多分、母は涼子さんを羨ましいと思っても、
いつかは…って思いながら、
与えらた環境の中を楽しみながら生きてきた。
父という、支えがあったから。
いつか、私も恋をして、支え合って生きる人が欲しいなーって、願うようになった。
今はごめんね。
ポンコツ娘で。
いつか…
必ず………ね。