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第13章 恋の天気模様

有難うね。
我儘でまだまだガキな妹です。
でも、一人きりの妹だし、
就職してからこっちに来て、
正月くらいしか実家に戻らないんで、
誕生日くらいは、おねだりされたものを買ってあげたいし、田舎の女子高生には、東京に兄が居るって事で、流行りものは何でも手に入れてやろうって、利用されているに過ぎないσ^_^;

女の子らしい可愛いものが好きらしいよ？
華ちゃんが一緒に選んでくれたら
このセンスならどうだ⁉︎
文句ないだろ‼︎
って、堂々と送ってやれる！
宜しくお願いしますね。


黒崎誠治





誠治さんの返信は至って普通。
私の取り越し苦労？

そう思う事にした。
そう思えば楽になる。
モード切り替えしょう。


嫌な勘は良く当たる。
でも……外れる事も大いにある。


腑に落ちない自分。
何だか分からないものに、
不安の曇り空に支配されてしまう心。


口角をキュッと上げて、
笑顔を作る。



不安、不安飛んで行け‼︎