この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第14章 二十歳の恋
若者に人気のデパートに入る。
洋服一つにしても、
やはり好みがあるから、
誠治さんに普段はどんな感じなのか聞いてみる。
「うーん。
ギャルって感じではないかな?
冬は寒いところだからね、
お洒落より防寒最優先の暖かいものを選びがちかなんだよね」
あっ!
そうか…
やっぱり、お洒落は気候も左右するよね。
秋物を着る期間も短いなら、
一層、先取りで冬物を選んだ方が実用的かも?
マフラーやコートなどを提案すると、
「あ!いいね。
それならこれから役立つしね」
誠治さんも賛成してくれたので、
店内を歩きながら、
早々と冬のコートが飾ってある店を探し、
妹さんに似合いそうなものを見て回る。
ディスプレイに、紺色のダッフルコートに淡い空色のマフラーをして、チエックのスカートを履いたマネキンを見つけた。
可愛らしいトータルコーディネートだった。
私はマネキンの前に立ち止まる。
「これ、誠治さんの妹さんのイメージに合いそう」
誠治さんもマネキンが着ている服を見て、
「いいね」
って笑った。
店員さんに見せて貰うと、
ダッフルコートは暖かい生地で作ってあり、
裏地はマネキンの履いているスカートとお揃いの赤いタータンチエック柄だった。
値段は、コートだけで19800円した。
予算オーバーかな?
残念と思ったら、
「このコート下さい」
と誠治さんは店員さんに言う。
「彼女さんに似合いそうですね。
今朝入ったばかりの今年一番のお勧めのコートなんです」
なんて言われてしまう。
側からみたら、私達、カップルに見える?
誠治さんは敢えて否定せず、
「プレゼント用にして下さい。
それとマフラーも下さい」
「かしこまりました」
店員は、ディスプレイのマネキンから、
ダッフルコートとマフラーを外し、
レジに向かう
「コートとマフラーは別に包んで下さい」
「承知しました」
と店員は微笑み、
プレゼント用のラッピングをした。
洋服一つにしても、
やはり好みがあるから、
誠治さんに普段はどんな感じなのか聞いてみる。
「うーん。
ギャルって感じではないかな?
冬は寒いところだからね、
お洒落より防寒最優先の暖かいものを選びがちかなんだよね」
あっ!
そうか…
やっぱり、お洒落は気候も左右するよね。
秋物を着る期間も短いなら、
一層、先取りで冬物を選んだ方が実用的かも?
マフラーやコートなどを提案すると、
「あ!いいね。
それならこれから役立つしね」
誠治さんも賛成してくれたので、
店内を歩きながら、
早々と冬のコートが飾ってある店を探し、
妹さんに似合いそうなものを見て回る。
ディスプレイに、紺色のダッフルコートに淡い空色のマフラーをして、チエックのスカートを履いたマネキンを見つけた。
可愛らしいトータルコーディネートだった。
私はマネキンの前に立ち止まる。
「これ、誠治さんの妹さんのイメージに合いそう」
誠治さんもマネキンが着ている服を見て、
「いいね」
って笑った。
店員さんに見せて貰うと、
ダッフルコートは暖かい生地で作ってあり、
裏地はマネキンの履いているスカートとお揃いの赤いタータンチエック柄だった。
値段は、コートだけで19800円した。
予算オーバーかな?
残念と思ったら、
「このコート下さい」
と誠治さんは店員さんに言う。
「彼女さんに似合いそうですね。
今朝入ったばかりの今年一番のお勧めのコートなんです」
なんて言われてしまう。
側からみたら、私達、カップルに見える?
誠治さんは敢えて否定せず、
「プレゼント用にして下さい。
それとマフラーも下さい」
「かしこまりました」
店員は、ディスプレイのマネキンから、
ダッフルコートとマフラーを外し、
レジに向かう
「コートとマフラーは別に包んで下さい」
「承知しました」
と店員は微笑み、
プレゼント用のラッピングをした。