この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第18章 弱くなって強くなる
「心が寂しい時に、
話を聞いて貰えば、
気持ちは楽になるよね。
大丈夫って言って欲しかったり、
味方になって欲しかったり。

じゃあ、身体が寂しくなった時、
肌に触れて、
抱きしめ合えたら、
温かい温度も分かち合えるわ。
一時的でも癒される。
その形がセックスなだけ。
愛とか恋とかで結ばれなくても、
そういう時に、助け合える同士が居てもいいじゃん。
見返りを求めるから辛くなるんだよ。
助けてって素直に言える人が居てもいいじゃん。
セフレっていうから、ダサいんだよ。
最高の理解者って言えば、
カッコ良くね?」


「カッコつける必要もないよな。
百合が俺の事を、『最高の理解者』って、
ずっとそんな風に思っていたなら、
そう呼ぶ事で愛着も感じるよ」


「心は百合さんでいい。
身体は私にちょうだい、晶」

「莉緒?」

「私の好きな男は、
平気で他の女を抱くのよ。
ご丁寧にキスマークまでつけて、
私に戻るの。
浮気の言い訳はなんて言うと思う?」


「さぁ?
想像つかないよ」

莉緒は俺を真っ直ぐ見て、
こう言ったんだ。


/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ