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溺れる恋は藁をも掴む
第4章 心の景色
俺は素直になれなくて、
そのまま部屋に閉じこもって、
ベッドでふて寝をした。
悔しくて涙も出た。
母さんは少し経つと、
お盆に冷やし中華と麦茶を乗せて、
俺の部屋にやって来た。
「晶、どんなに辛くても、
悔しくても、
お腹って空くんだよね。
不思議だね。
でも、それは生きてる証拠なんだよ。
もっと強くならなきゃって、
身体が要求するの。
心とは別にね。
お父さんは下手ね。
晶を応援したいのに、
素直に言えないの。
よく営業部長勤まるわね」
母さんは寂しげに笑いながらも、
俺を元気つけようとしていた。
「あいつなんか、
居なくなればいい‼︎」
俺の許せない心が、
親父をけなす。
「晶、
お父さんが言うことは、
悔しいけど、
現実よ」
母さんが強い視線で俺に言ったんだ。
そのまま部屋に閉じこもって、
ベッドでふて寝をした。
悔しくて涙も出た。
母さんは少し経つと、
お盆に冷やし中華と麦茶を乗せて、
俺の部屋にやって来た。
「晶、どんなに辛くても、
悔しくても、
お腹って空くんだよね。
不思議だね。
でも、それは生きてる証拠なんだよ。
もっと強くならなきゃって、
身体が要求するの。
心とは別にね。
お父さんは下手ね。
晶を応援したいのに、
素直に言えないの。
よく営業部長勤まるわね」
母さんは寂しげに笑いながらも、
俺を元気つけようとしていた。
「あいつなんか、
居なくなればいい‼︎」
俺の許せない心が、
親父をけなす。
「晶、
お父さんが言うことは、
悔しいけど、
現実よ」
母さんが強い視線で俺に言ったんだ。