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溺れる恋は藁をも掴む
第6章 満月の夜に
小心者の私。
ドキドキの次に、
ビクビクの感情も加わる。


メールを送ってからの後悔、
それに返信がない不安。
いろんな事を考えながら歩く。
それでもバックの中の携帯は気になる。

そんな時、メンズカジュアルのお店の店頭に、
ブランドもののタオルハンカチがワゴンに並べられているのを見つけた。
名の知れたブランド、センスのいいカラーにデザイン。


私はワゴンに近づき、
タオルハンカチを手に取りながら考えた。


アキにこの間のお礼に、
プレゼントしょうかな?
タオルなら邪魔にならないし、
これから暑くなる事だし、
営業で外回りの時に汗もかくだろうし、
こういうプレゼントなら気軽な気持ちで、
受け取ってくれるよね?


私はワゴンの中の、
タオルハンカチを選ぶ。

私の好きなカラーは青。
青や水色ばかりをついつい選んでしまう。
ストライプや水玉、
そして綺麗な青一色のタオルハンカチを、
三枚選んでレジに行き、
選んだタオルハンカチを、
プレゼント用にラッピングして貰う。


アキに会えた時に渡そう。


ほんの気持ち。
アキに使って貰いたいのと、
アキの傍に置いて欲しいの女心。


青いリボンをかけて、
お洒落な袋に入ったプレゼント。


どうか渡せますようにと願いを込めた。
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