この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第6章 満月の夜に
歩き出す。
噴水公園に向かって。

この時の私を漫画で例えるなら、
辺り一面が私を囲んでお花が咲いていて、
キラキラと星が輝いたような瞳になり、
ヤッターと叫びたいのを抑え、
嬉しさで冷静にはなれず、
無我夢中で噴水公園を目指し、
猪突猛進‼︎
浮かれちゃう気持ちを抑える、
健気な痛い子だったはず。

早く着いて、メイクを直さなきゃ‼︎と現実的にもなる。


30分でアキに会える。
今夜会える喜びは隠せない。


私は不器用な女だ。
セックスをしてアキを近くに感じた。
でも、それは違う。
勘違いしちゃいけない。

アキに溺れたら‥‥‥
苦しくなるのは分かっているのに、
好きな気持ちが湧き出てしまう。


やっぱり、アキが好き。


でも、この気持ちが表に出たら、
きっと、アキは私から離れてしまう‥‥

最高の理解者のラインを越えちゃう。


アキは私に恋愛感情はない。
私の他にもアキには最高の理解者は居るはず。

都合がいい女とか遊びの女とか、
自分を卑下する言葉を頭から追い出す。

私がアキを好きならそれでいい‼︎
アキに溺れないように、
私は最高の理解者になるんだ‼︎



片思いでもいい。
心でオナニーしても、
身体はアキに満たされるのだから。

/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ