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治してあげます
第10章 番外編:美雪side 2


「あ、えっと…」

「俺、佐々木。一応ここの院長」

「今日は、よろしくお願いします」

「おう。じゃあ、仕事よろしくな」


白衣をピシっと伸ばすと戻っていった。


さぁ、仕事はじめるか!



―――

――


「ってことだからよろしくね、山城さん」

「はいィ…」


何十分かの解説によってこの場所の仕事を教えてもらった。もしかしたら、あたしの科より大変かも知れない。

今日は、大変だなぁ。


と思った矢先にナースコールが鳴る。


よく見れば、鳴っているのは新菜の部屋からだった。


「新菜どうしたー?」


あたしは、気軽に聞いた。
まあ、周りの目はちょいと痛かったけど。

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