パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 番外編：美雪side　3

「お前ら、その子離しな」

声を聞いたら、また涙が出てきてしまう。

「あ?お前何?」

「その子の彼氏」

「へぇ彼氏持ちか。泣いてるから振られてるんだと思ったのにな!」

「いいからその手離せ」

あたしに手首を引っ張って、顔が近づく…。

「じゃ、彼氏の前で俺がお前にキスしたら許してやるよ」

「やっ…やめてっ!!」


あの人の前で…
新道さんの前ではやめてっ…!!

「うああああっ」

突然の呻き声。