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治してあげます
第12章 番外編:美雪side 4
「くっつかないで…!」
「美雪に興奮してこうなってるんだから…」
あー
惚れた弱みって奴かなぁ
何も言えなくなってしまう、あたし。
密着したままで体をお互いに洗う。
ジャー…と流れ続けるシャワーに二人でくっつきながら浴びて狭い浴槽に入る。
けど、居場所を失うあたし。
すると、優しい笑顔であたしを呼び寄せ彼の前に座る。すると、ぎゅっと腕をお腹に回された。
「美雪ぃ」
「何?」
「うなじやばい」
「え…?」
そう言った瞬間首の後ろ、つまりうなじに甘いキスをされる。ちくんと痛むその感じに少し驚いた。
「キスマークつけたでしょ…」
「うん」
なんで、そんな嬉しそうなんだ!
子供か!
って心の中でツッコミをした。