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治してあげます
第12章 番外編:美雪side 4


「弱いとこは責めなきゃ」

「あっ…あんっ…やあっ…」


お詫びだといったはずなのに、彼はあたしを満足させようとしたのだ。むず痒い感覚に襲われて喘いでいると、いつの間にか攻守交代となっていた。


「十分、してもらったから」

「…でも」

「俺だけは恥ずかしいからね」

頭をポリポリと掻きながら照れくさそうな顔を隠した。

「…辛くなったら言って」

「うん…」


そうして身体を委ねた。

ベッドに押し倒されて、あたしの身体の隅々まで堪能するかのようにキスをした。それだけでも、イってしまいそうな気分になっていた。

「んっ…はあぁ…んぁっ」


そして、禁断の場所に入り込んできた。

足を胸らへんまで抑えられて、秘部が丸出しとなる。


「…恥ずかしいって!」

「恥ずかしくなんかない。綺麗だよ」

甘い言葉で酔いしれる。
きっと彼はあたしのことをよくわかっているのだろう。


偶然とは思えない。

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