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治してあげます
第2章 秘密の関係
その部屋は使われていない病室のようだった。いつも通りの清潔感あふれる白を基調としたベッドから家具までが配置されていた。別に嫌な感じはしなかった。
しかしベッドに下ろされるとともに彼は質問した。
「新菜さんは生理不順になっていたりしませんか?」
最初は戸惑ったものの、病院という事だからちゃんということにした。
「…具合悪くなってから結構バラついてて」
「そうですか…まあ、中に出すことはしないので気にしないでやりましょうか」
日がしっかりと上に上がってきた頃、彼は彼女の身体に触れた。
「な、なんですか」