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治してあげます
第1章 イケメン先生
私はそのまま運ばれて、すぐさまベッドの上に置かれた。ベッドの上に死体が…って言われそうなほどぐったりとしていた。
私は、この気持ち悪さから逃れようとしてすぐに寝た。洋服というのもあって浅い眠りだった。
ーーー
ーー
私は夢を見た。
「……さん」
誰かに呼び止められ、振り向くと先生が立っていた。名前は呼ばれない。でも、何だろうか、懐かしい気分になったのだ。
「川崎先生ッ」
手を伸ばすも届かない。何度も何度も先生の名前を呼んだ。