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治してあげます
第1章 イケメン先生
「これも治療の一環ですから」
そう言ってニヤニヤと笑う先生。美しい顔は崩れることなく笑っていた。
ごくりと生唾を飲みながら私は今後のことが心配だった。こんなえっちなことが続いたら心臓が持たないから…。刺激的だ。いや、刺激的すぎる。
「キスが…ですか?」
「はい、ほかの患者さんも病気の容態によって変わってきますが」
他の人にも手を出しているの…。
何故か、先生を独占しようとする気持ちが芽生えた。しかし、先生はその名の通り先生である。医者な限り私は何もすることはできない。