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治してあげます
第4章 向日葵


だが、全く気にしないのが先生である。


「あぁ…宮崎さん…ご迷惑おかけしました」


「あ、いえいえ!!何もないので」


胸の前で小さく手を降って、否定した。それとほぼ同時くらいに佐々木が


「俺は仕事に戻るかな」

と言った。その一言でも超ダンディーだった。


「ええー!!!宮崎ちゃんと話したいぃー!!」


「うるさい!お前も仕事しろ!!」


引っ張っていく佐々木と引っ張られていった新道はいいコンビだった。


「あ、あたしも戻るねー」


「うん。美雪、ありがと」


はいはーい、と言って出ていってしまった。
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