この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
治してあげます
第4章 向日葵


少しの沈黙の中、目と目が交わった。すると、うっすらと口を開き話始めた。


「…僕、昔から身体弱くって体力とかも自慢できるほどないんですよね」


「…へぇ…」


「いつも入院してばかりで、親も呆れて来なくなって…でも、隣の女の子が優しくて…」


彼の昔話。

一度は気になっていたことだった。



だから、何も言わず聞いていた。



「顔も声も名前も…僕は覚えているんです。僕に話しかけてくる人はあんまりいなかったので」


「………」


胸の奥がズキズキと痛む。
/210ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ