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近づきたい
第4章 はじまりの日

先週と同じように、よし先輩が注文してくれた。
でも、今日は二度目だから、料理も少しわかる…
カルパッチョ、ボンゴレ、ペスカトーレ、どれも美味しかった。先週、私がカルパッチョが美味しいと言ったからか、今日はちょっと多めに…と頼んでくれた。
最後にティラミスとエスプレッソ…。
カズさんが私にニコニコしてティラミスを運んできてくれる。
なんか私のプレート、ハートで飾られてる。
「今日のティラミス、オレの愛情たっぷりだからね♪」
今日何度目かのウインクをして、カズさんが席を離れた。
「カズさん、あんな感じだけど、何故かデザート作りはすごいんだ。本当、絶品!アイス溶けちゃうし、食べよう」
よし先輩が絶品と言ったティラミスは本当に今まで食べたティラミスの中で一番だった。
「本当、美味しいです!」
たぶん今日一番の笑顔をした私を見て、よし先輩も笑顔になってくれた。
先週よりゆっくり、穏やかに、楽しく、美味しいイタリアンを食べた。
食事を終えてお店を出ようとした時にまたカズさんが私に近づいてきた。あっ、ハグされちゃう…
身構えた瞬間、私の体がよし先輩の方に引っ張られて、よし先輩の少し後ろになるように隠された。
よし先輩の手、今日も温かくて大きい…
「カズさん、ダメって言っただろ!」
フフフっとカズさんがよし先輩に笑いかけた。
「今日もありがとうございました。またのお越しをお待ちしてます。」
でも、今日は二度目だから、料理も少しわかる…
カルパッチョ、ボンゴレ、ペスカトーレ、どれも美味しかった。先週、私がカルパッチョが美味しいと言ったからか、今日はちょっと多めに…と頼んでくれた。
最後にティラミスとエスプレッソ…。
カズさんが私にニコニコしてティラミスを運んできてくれる。
なんか私のプレート、ハートで飾られてる。
「今日のティラミス、オレの愛情たっぷりだからね♪」
今日何度目かのウインクをして、カズさんが席を離れた。
「カズさん、あんな感じだけど、何故かデザート作りはすごいんだ。本当、絶品!アイス溶けちゃうし、食べよう」
よし先輩が絶品と言ったティラミスは本当に今まで食べたティラミスの中で一番だった。
「本当、美味しいです!」
たぶん今日一番の笑顔をした私を見て、よし先輩も笑顔になってくれた。
先週よりゆっくり、穏やかに、楽しく、美味しいイタリアンを食べた。
食事を終えてお店を出ようとした時にまたカズさんが私に近づいてきた。あっ、ハグされちゃう…
身構えた瞬間、私の体がよし先輩の方に引っ張られて、よし先輩の少し後ろになるように隠された。
よし先輩の手、今日も温かくて大きい…
「カズさん、ダメって言っただろ!」
フフフっとカズさんがよし先輩に笑いかけた。
「今日もありがとうございました。またのお越しをお待ちしてます。」

