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近づきたい
第5章 もっとはじまりの日
「…また女の顔になった。」
ククッとよし先輩が笑う。私、またそんな顔してた?
「…よし先輩だって……さっき…」
私、何言おうとしてるんだろ?急に恥ずかしくなって、よし先輩から目を反らした。
「瑞穂ちゃん、可愛い。」
向かい側から先輩の手が伸びてきて、頭を撫でられた…
頭を撫でられること、前はあんなに嬉しかったのに。今はそれだけじゃ、足りない。
頭を撫でてくれていた手が髪を触る。
ねぇ、よし先輩…もっと触って。
髪を撫でていた手が頬を触る。手が少し冷たくて、擽ったくて、体を横に反らした。
気づいたら、向かいに座っていたよし先輩が私の隣に座ってる…
大きな手が頬全体を覆った時、私は自然と目を閉じていた。
見えていないけど、よし先輩の手が少しずつ熱を持ってくるのを感じた…
頬を覆いながら、よし先輩の親指が私の唇を触る。ゾクゾクする感覚は擽ったいだけじゃない。
私、感じてる…
無意識にちょっとだけ口が開いた瞬間、よし先輩の唇が私の唇に重なった。
少しずつ、少しずつ先輩の舌が私の口の中に入って
きて、息をするのを忘れる程、その舌の動きを受け入れた。
何か言わなきゃいけない気がする…
でも、今は何も言いたくない…
このまま…このままでいい…
ククッとよし先輩が笑う。私、またそんな顔してた?
「…よし先輩だって……さっき…」
私、何言おうとしてるんだろ?急に恥ずかしくなって、よし先輩から目を反らした。
「瑞穂ちゃん、可愛い。」
向かい側から先輩の手が伸びてきて、頭を撫でられた…
頭を撫でられること、前はあんなに嬉しかったのに。今はそれだけじゃ、足りない。
頭を撫でてくれていた手が髪を触る。
ねぇ、よし先輩…もっと触って。
髪を撫でていた手が頬を触る。手が少し冷たくて、擽ったくて、体を横に反らした。
気づいたら、向かいに座っていたよし先輩が私の隣に座ってる…
大きな手が頬全体を覆った時、私は自然と目を閉じていた。
見えていないけど、よし先輩の手が少しずつ熱を持ってくるのを感じた…
頬を覆いながら、よし先輩の親指が私の唇を触る。ゾクゾクする感覚は擽ったいだけじゃない。
私、感じてる…
無意識にちょっとだけ口が開いた瞬間、よし先輩の唇が私の唇に重なった。
少しずつ、少しずつ先輩の舌が私の口の中に入って
きて、息をするのを忘れる程、その舌の動きを受け入れた。
何か言わなきゃいけない気がする…
でも、今は何も言いたくない…
このまま…このままでいい…