この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
近づきたい
第7章 遠距離の日
やっと週末が来ても、よし先輩はお昼まで寝ていたり、仕事だったり、家のことをしたりと忙しそうだった。
よし先輩の忙しいが、だんだん受け入れられなくなっていく…これじゃ、ダメ、ダメ…
このままじゃダメになる。そう考えて、大学生活が落ち着いた頃からアルバイトを始めた。
友達とも出かけたり、食事したりとなるべく一人でよし先輩を待たない時間を作った…
よし先輩に迷惑をかけないようにメールも電話も私からはしないようにした。
そんな日々を私の中で当たり前にしていく。
そんな時、休みの日によし先輩からメールが届いた。
【To 瑞穂ちゃん
元気してるかな?今日は久しぶりにゆっくり過ごしてるよ。瑞穂ちゃんに会いたくなるよ…
From 義朗】
嬉しくて嬉しくて、よし先輩にすぐ電話をかけた。
受話器の向こうで呼び出しコールが鳴る…早く、早く、よし先輩に繋がって!
「もしもし、瑞穂ちゃん?」
久しぶりに聞く元気なよし先輩の声。いつもは疲れているような、眠いような声だもん。
ちょっと笑っているようにも聞こえて。良かった…
「よし先輩、今日はゆっくりできたんだね!」
電話で話すことも嬉しいけど、よし先輩がゆっくり休めたことが嬉しい。
よし先輩の忙しいが、だんだん受け入れられなくなっていく…これじゃ、ダメ、ダメ…
このままじゃダメになる。そう考えて、大学生活が落ち着いた頃からアルバイトを始めた。
友達とも出かけたり、食事したりとなるべく一人でよし先輩を待たない時間を作った…
よし先輩に迷惑をかけないようにメールも電話も私からはしないようにした。
そんな日々を私の中で当たり前にしていく。
そんな時、休みの日によし先輩からメールが届いた。
【To 瑞穂ちゃん
元気してるかな?今日は久しぶりにゆっくり過ごしてるよ。瑞穂ちゃんに会いたくなるよ…
From 義朗】
嬉しくて嬉しくて、よし先輩にすぐ電話をかけた。
受話器の向こうで呼び出しコールが鳴る…早く、早く、よし先輩に繋がって!
「もしもし、瑞穂ちゃん?」
久しぶりに聞く元気なよし先輩の声。いつもは疲れているような、眠いような声だもん。
ちょっと笑っているようにも聞こえて。良かった…
「よし先輩、今日はゆっくりできたんだね!」
電話で話すことも嬉しいけど、よし先輩がゆっくり休めたことが嬉しい。