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近づきたい
第7章 遠距離の日
よし先輩との電話…ゆっくり話せると思っていたのに5分も話してない。

あんなに嬉しかったのに…今はこんなに哀しい…

よし先輩、私が悪かったの?私はただ…よし先輩の体を心配しただけなんだよ…なんでそんなに怒るの?

私、ずっと我慢していたのに…ずっと待っていたのに…

どう考えたらいいのかわからずに涙だけが出て、時間だけが過ぎていった。

…気づくと、外はもう真っ暗だった。何時間経ったんだろう?
そういえば、お昼ご飯も食べてない。明日提出のレポートも終わってない。
自分の部屋にいるはずなのに、何をしたいのかわからずにただ泣き過ぎてめまいがした。

涙でぐちゃぐちゃになっている顔をまずなんとかしないと、と思って洗面所へ向かう。

あ~ひどい顔。特に目が腫れて見れたもんじゃない。顔を洗って、目を冷やそうとタオルを持った。

喉も渇いた…冷蔵庫からアイスティーを出した。
よし先輩の家でアイスティーを飲んでから、ちょっとお気に入りの飲み物…

今の私はよし先輩でいっぱいなのに…。

アイスティーに一口飲んだ時、メールが鳴った。

【さっきはごめん…いつの間にか寝てたよ。】

…よし先輩、少しゆっくり寝れたんだね。良かった。
さっきまでの哀しい気持ちがちょっとだけ楽になった。
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