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近づきたい
第1章 夏の日
「オレと瑞穂ちゃんが兄妹だったら、ちょうど良かったね」
「えっ?」
ビックリしすぎて、思わず大きな声を出してしまった。私の声でユウとお兄さんが目を覚ました。
「あれ?瑞穂、寝てなかったの?」
目を擦りながら、ユウが私を見る。
いつもユウが寝ちゃうと私も一緒に寝ちゃうから。
「うん、あまり眠くなかったから」
「瑞穂ちゃん、オレのおしゃべりの相手してくれてたんだ。ね?瑞穂ちゃん」
先輩はそう言って、私にだけ見えるウインクをした。
またドキドキしちゃう…
「え~ズルイ!私も先輩と話したかったのに~。ねぇねぇ、どんな話してたの~?」
「ん?ヒミツ」
いたずらっ子みたいに笑って、お茶を飲んだ。また喉仏に目がいって、私のドキドキは止まることはなかった。
ユウの部屋にユウと二人戻っても、ずっとズルイとか羨ましいと言われてる。
私はヨシくんを想うドキドキと違うドキドキに悩んでいた。
10歳年上のよし先輩…カッコイイけど、私の心を捕らえたのは大きな手とステキに見える喉仏…
ニコッと笑った顔、私にだけ見せたウインク
兄妹だったら良かったねと言われたこと
「瑞穂、お泊まりするよね?お母さんに連絡してもらうね。先輩も泊まるみたいだから、また遊ぼうね!」
「えっ?」
ビックリしすぎて、思わず大きな声を出してしまった。私の声でユウとお兄さんが目を覚ました。
「あれ?瑞穂、寝てなかったの?」
目を擦りながら、ユウが私を見る。
いつもユウが寝ちゃうと私も一緒に寝ちゃうから。
「うん、あまり眠くなかったから」
「瑞穂ちゃん、オレのおしゃべりの相手してくれてたんだ。ね?瑞穂ちゃん」
先輩はそう言って、私にだけ見えるウインクをした。
またドキドキしちゃう…
「え~ズルイ!私も先輩と話したかったのに~。ねぇねぇ、どんな話してたの~?」
「ん?ヒミツ」
いたずらっ子みたいに笑って、お茶を飲んだ。また喉仏に目がいって、私のドキドキは止まることはなかった。
ユウの部屋にユウと二人戻っても、ずっとズルイとか羨ましいと言われてる。
私はヨシくんを想うドキドキと違うドキドキに悩んでいた。
10歳年上のよし先輩…カッコイイけど、私の心を捕らえたのは大きな手とステキに見える喉仏…
ニコッと笑った顔、私にだけ見せたウインク
兄妹だったら良かったねと言われたこと
「瑞穂、お泊まりするよね?お母さんに連絡してもらうね。先輩も泊まるみたいだから、また遊ぼうね!」