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近づきたい
第8章 すれ違いの日

何で怒ってるの!?
大学の友達と食事をしてるだけだよ…そこに何人か男の友達がいただけじゃない。
最後にあんな電話の切り方しなくてもいいじゃない。なんだか、すご~く、腹が立ってきた!
ちょっと怒ったまま、席に戻ると、さっき私に声をかけた男友達が私の隣に座った。
「さっきはごめんね…電話中にマナー違反だよね。」
「ちょっと嫌だったけど、大丈夫…」
本当はまだ怒っていたけど、この場でそんなこと言う必要ない。
「…彼氏?」
まだ怒ってる時になんでこの人は話を続けるんだろう。もう話したくない…
「渡部君には関係ない。」
私を怒らせている男友達は渡部誠(わたべまこと)。専攻やゼミが一緒だから、最近過ごす時間が長い気がする…
浪人したらしく、もう成人して、今日もお酒を飲んでる。
「私、先に帰るね。お金、ここに置くね。」
みんなに聞こえるように席を立ち、お金をテーブルに置いた。
「瑞穂ちゃん、帰っちゃうの~?」
「またね~。」
「バイバイ~。」
みんながそれぞれに声をかけてくれた。
渡部君だけが私を見つめたままだった。その視線を無視して、店を出た。
よし先輩としなくてもいい喧嘩をしたことで、私はいつもより早足で…走って家に帰ってきた。
大学の友達と食事をしてるだけだよ…そこに何人か男の友達がいただけじゃない。
最後にあんな電話の切り方しなくてもいいじゃない。なんだか、すご~く、腹が立ってきた!
ちょっと怒ったまま、席に戻ると、さっき私に声をかけた男友達が私の隣に座った。
「さっきはごめんね…電話中にマナー違反だよね。」
「ちょっと嫌だったけど、大丈夫…」
本当はまだ怒っていたけど、この場でそんなこと言う必要ない。
「…彼氏?」
まだ怒ってる時になんでこの人は話を続けるんだろう。もう話したくない…
「渡部君には関係ない。」
私を怒らせている男友達は渡部誠(わたべまこと)。専攻やゼミが一緒だから、最近過ごす時間が長い気がする…
浪人したらしく、もう成人して、今日もお酒を飲んでる。
「私、先に帰るね。お金、ここに置くね。」
みんなに聞こえるように席を立ち、お金をテーブルに置いた。
「瑞穂ちゃん、帰っちゃうの~?」
「またね~。」
「バイバイ~。」
みんながそれぞれに声をかけてくれた。
渡部君だけが私を見つめたままだった。その視線を無視して、店を出た。
よし先輩としなくてもいい喧嘩をしたことで、私はいつもより早足で…走って家に帰ってきた。

