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近づきたい
第8章 すれ違いの日
「オレも書きたいなぁ。瑞穂ちゃん、どんな願い書くの?」
私の願いは『よし先輩に会いたい』でも、そんなこと渡部君に話す必要ない。
「教えない…」
「オレは『瑞穂ちゃんと付き合えますように』って書くよ。」
「えっ?!」
渡部君に言われた言葉に驚いて、隣に座っていたベンチから立ち上がった。
渡部君はベンチに座ったまま、私を見上げている。
「瑞穂ちゃん、オレ本気だよ。入学してから、ずっと可愛いなって思ってる。地元に彼氏いるらしいけど、オレにしない?」
告白されてるんだろうけど、軽い気がして、全然嬉しくない!
「しない!!」
ちょっと強く言って、その場を離れた…。
この前のことがあって苦手意識あるのに、さっきの告白で更に苦手さが増した。
最近、よし先輩に全然連絡出来てないのに…こんなことで私の気持ちをかき乱さないで欲しい。
よし先輩に連絡つかなくなってから、何日経ったんだろう?
彦星と織姫が会える今日…私にもよし先輩の声でいいから会わせてくれないかな…
大学での講義も集中できなくて、ゼミにちょっと顔を出して家に帰ってきた。
今日はゼミもアルバイトも出てないから夜が長いな…
部屋から空を見上げて、星を見た。
今日は天の川が見れそう…
短冊には書いてないけど…願う…
『よし先輩に会えますように』
私の願いは『よし先輩に会いたい』でも、そんなこと渡部君に話す必要ない。
「教えない…」
「オレは『瑞穂ちゃんと付き合えますように』って書くよ。」
「えっ?!」
渡部君に言われた言葉に驚いて、隣に座っていたベンチから立ち上がった。
渡部君はベンチに座ったまま、私を見上げている。
「瑞穂ちゃん、オレ本気だよ。入学してから、ずっと可愛いなって思ってる。地元に彼氏いるらしいけど、オレにしない?」
告白されてるんだろうけど、軽い気がして、全然嬉しくない!
「しない!!」
ちょっと強く言って、その場を離れた…。
この前のことがあって苦手意識あるのに、さっきの告白で更に苦手さが増した。
最近、よし先輩に全然連絡出来てないのに…こんなことで私の気持ちをかき乱さないで欲しい。
よし先輩に連絡つかなくなってから、何日経ったんだろう?
彦星と織姫が会える今日…私にもよし先輩の声でいいから会わせてくれないかな…
大学での講義も集中できなくて、ゼミにちょっと顔を出して家に帰ってきた。
今日はゼミもアルバイトも出てないから夜が長いな…
部屋から空を見上げて、星を見た。
今日は天の川が見れそう…
短冊には書いてないけど…願う…
『よし先輩に会えますように』