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近づきたい
第9章 雨の日
よし先輩の両手が私の両胸を揉んでくる。ちょっとずつ手の位置が乳首に近づいてきて、両方の親指と人指し指は私の乳首を捏ねるように動き出す…
「あっ、ああん。きも…ち…いい…」
「瑞穂、可愛い。これだけで気持ちよくなっちゃった?」
私の耳元に息がかかるように小さく笑いながら話す。くすぐったくて、気持ちよくて、体の中心がジンジンする…
「瑞穂、前に抱いた時より胸大きくなった?」
そんなこと思ったことないけど…もしかして、少し痩せて胸が大きく見えるのかな?
よし先輩が胸を触る手を少し強めた。ちょっと痛いくらいに。
「まさか他の人に触らせた?」
えっ?!
「ひどい!!!それって、私が浮気したってこと?!」
真顔で話すよし先輩は私が他の人と体を重ねたと思ってるの?
あまりの怒りにそれ以上話す気になれず、私はよし先輩の手から無理な体勢なまま、湯船から出ようと立ち上がる…
でも、その体をよし先輩は離してくれなかった…
あんなこと言って、どうして私を離してくれないの?
だんだん哀しくなって、目から涙が流れた。
久しぶりに会って、体を委ねようとした途端に発せられた言葉に、今までの不安や不信感が体中を巡る…
前に抱いた切なさと愛しさの想いが体を巡る感じとは正反対の冷たい想いが私の全てを支配する。
「あっ、ああん。きも…ち…いい…」
「瑞穂、可愛い。これだけで気持ちよくなっちゃった?」
私の耳元に息がかかるように小さく笑いながら話す。くすぐったくて、気持ちよくて、体の中心がジンジンする…
「瑞穂、前に抱いた時より胸大きくなった?」
そんなこと思ったことないけど…もしかして、少し痩せて胸が大きく見えるのかな?
よし先輩が胸を触る手を少し強めた。ちょっと痛いくらいに。
「まさか他の人に触らせた?」
えっ?!
「ひどい!!!それって、私が浮気したってこと?!」
真顔で話すよし先輩は私が他の人と体を重ねたと思ってるの?
あまりの怒りにそれ以上話す気になれず、私はよし先輩の手から無理な体勢なまま、湯船から出ようと立ち上がる…
でも、その体をよし先輩は離してくれなかった…
あんなこと言って、どうして私を離してくれないの?
だんだん哀しくなって、目から涙が流れた。
久しぶりに会って、体を委ねようとした途端に発せられた言葉に、今までの不安や不信感が体中を巡る…
前に抱いた切なさと愛しさの想いが体を巡る感じとは正反対の冷たい想いが私の全てを支配する。