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南十字のもとで
第1章 生き残って
やっとのことで殺意を鎮めた僕は、とっても嫌味なことを思いついた。
後から思えば、このとき、なぜそんなことを思いついたのかわからない。
千載一遇のチャンスを、わざわざ棒に振ったのだから。
しかし、僕の頭の中は、
<先公に、ひと泡吹かせてやる!>
の思いでいっぱいだった。
それは

彼女と先公を先にセックスさせる。その後で、先公の精子まみれになった彼女のおマンコに僕のチンポをぶちこんで、<どうだ?先公が征服したと思ってた女子は、いま僕が寝取ったぞ!>と見せつける。

自分ながら、上手い考えだと思った。

この考えは、思い付きではない。
僕は、前に偶然、先公がオナニーしているところを盗み見していた。
先公は、瞬間湯沸かし器みたいだった。
チンポをこすり始め数秒で「イク~!」と叫び、果てていた。
先公は、超早漏なのだ。
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