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公衆便所から始まる
第6章 揺らぎ
「ねぇ輝、あれ持って帰ってなにすんの?」

くいっと顎を摘ままれる。なにってそりゃ……。

「俺でヌいてくれんの?」
「まぁ、多分……」
「光栄だねぇ」

息がかかる距離でほんとに嬉しそうに笑う有紀人さん。

「こんなオッサンの、ケツ穴だよ?」
「オッサンとか自分で思ってないくせに」

香川さんがぽそっと突っ込む。

「━━ナオ、俺が閉めとくから帰って」
「マジで!?」
「今日はお遊びに付き合ってくれてありがと」


ってどう聞いてもありがたそうじゃないよその言い方。
自分で呼んだはずなのに。
悪魔か小悪魔か……両方か。両方かなこの人。

でもまぁ俺も二人きりになりたいわけだし、引き止める理由はないよね。

「お疲れ様でーす」
「あーくそ! ちゃんと報告しろよどうなったか!」

香川さんは足音高く店の入口から出て行った。
ご丁寧に外から鍵をかけて。

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